前の記事、花咲Gタンククリーナーで錆取りからの続きです。
花咲Gにも錆び防止効果はありますが、強力にサビの再発を防止する為に、タンク内をコーティングするタンクシーラーを使用する事にしました。
缶は画像の青と白の2種類ある様なのですが、何れもキタコの扱いで、大きな違いは無さそうです。
僅かな値段の違いがあるのですが、内容量が大きく異なり、236ml、473ml、946mlや333gとグラム表示の製品も有ります。
タンクのサイズや個数に合わせて、シーラーの容量に注意して購入する必要があります。
9Lのゴリラタンク二つに使用するので、今回購入したのは473mlにしました。容量的には十分な量が有り、ゴリラタンク二つには丁度良かったです。
●タンクシーラー:POR-15 フューエルタンクシーラー 473ml
使用前に十分乾燥
タンクシーラーを行うには、十分乾燥させないと発泡してしまうとの事なので、再び除湿機の上でタンクを2時間乾燥させます。蓋が開かなくて格闘する
タンクシーラーの蓋を開けて準備しようと、ドライバーで抉じりますが蓋が開きません。途中で間違えた所を開けようとしているのか?と思った程蓋が開きません。
蓋を開けるだけで30分格闘し、やっと開けました。
蓋が開いたら良くかき混ぜる必要が有るので、適当なヘラを缶に突っ込んでかき混ぜます。
錆びとりの時と同じく、タンクのコック側には再びサランラップと輪ゴムで蓋をしました。
タンクを汚さない様に注意
給油口にはサランラップを当ててドライバーで穴をあけ汚れない様にしてから、タンクシーラーを流し込みます。シーラー投入
一つのタンクにシーラーの半分を流し込んで、タンクの向きを変えながら給油口から内部を確認しつつ、給油口にもブラシでタンクシーラーを塗りました。タンクを傾けながら満遍なく行き届かせるのですが、給油口から出てくる事は無く塞ぐ必要もありませんでした。
コーティングを終了したら、コック側のサランラップを外し、余分なタンクシーラーを排出。
余分なシーラーは全て出て来る訳ではないので、30分間隔でタンクを回してコーティンを厚くする事にし、結果3時間程、最後はドロッとした状態になるまで、タンクを6回程度回していたのですが、きれいな仕上がりとなりました。
余分なタンクシーラーは排出せずに何度もタンクを回した方が、強固な皮膜を作ってくれそうなので、作業時間は延びても余分なタンクシーラーは捨てない方が良かったのかも知れません。
乾燥
最低でも72時間の乾燥が必要との事なので、3〜4日放置し自然乾燥させます。臭いが抜けないので結局96時間乾燥させた後、最後は除湿機で2時間程乾燥させましたが、それでも臭いが抜けませんので、完全に乾燥させるには1週間は必要なのかもしれません。
まあ、大丈夫だろうとタンクを取り付ける事にしました。ガソリンは更に次の日に入れるので合計5日間乾燥させたことになります。
ガソリンを入れましたが、問題なく使用できています。(1ヶ月経過しましたが問題有りません)
使っていない予備タンクの方も1ヶ月が経過しましたが、まだシーラーの臭いが残っていますので、臭いはあまり気にしなくても良いみたいです。
●使用したタンクの防サビ剤;POR15フューエルタンクシーラー 473ml