タペット調整


タペット音が煩くなってきた

走行距離もメーターが一周して現在3193km
なので、走行距離は1万3193km
タペット音が煩くなってきたのでタペット調整。

本当は1万1千超えたぐらいで煩くなってきたのですが、面倒で放置していました。





ヘッドを下す

当初はタペットキャップだけ開けて調整しようとしたのですが、結局はヘッドを下ろすことにしました。

久しぶりにヘッドを下ろすのですが、マフラー外して、キャブ外して、オイルクーラーのホース外して、フライホイールカバー外して、フライホイールプラーで固定したらカムチェーン外して、ここでフロントタイヤを外してヘッドを引き抜きます。ヘッド下ろすだけなのに本当に面倒です。


フロントの泥よけも外しました。詳しく手順をご紹介したいのですが、手がオイルまみれで携帯も握りたくないので画像は少なめです。


ヘッドを降ろしたら、一度カムなどを抜いて状態をチェック。本当はフライホイールを合わせずにヘッドを外したので、カム山が上を向いてしまっていて、調整できないので一度ばらしました。

問題は見当たらなかったので、再び組み立てシックスネスゲージを入れてバルブ調整です。



組み立てたらオイルだだ漏れ

で、再び組み立てたのですが、、、
ヘッド周辺からオイルだだ漏れです。
最初わからなくて、エンジンかけて少し走ったら、リアタイヤがオイルに乗ってスケートリンクの様で焦りました。

オイルクーラー用の取り出し口があるサイドパネルのガスケットを換えみたのですがまだ漏れる。ヘッドカバー周りか?ここは予備ガスケットがないので、とりあえずガスケットと液体ガスケットを注文。ワイドピッチなので他のガスケットと互換がないので面倒くさいです。

パーツが届いたので、ヘッドカバーのガスケットを入れて、液体ガスケットを塗って組み立てました。

今回、使用した液体ガスケットはHOLTSでカー製品なので量が多いです。そして色が茶色です。

接着剤の様な臭いがして、塗っている間に乾燥が始まる感じで、固まるのが早そうな印象です。

取説には5分以内に作業完了の指示書きがあります。エンジン組み立てにはちょっと短すぎないか?と思いますが、急いでいる人にはありがたいのかもしれません。

>>ホルツ 液体ガスケツト
>>125ccエンジン各部ガスケット



フロントフェンダー破損


へここまでヘッドカバーを外したり色々していたのですが、フロントのフェンダーをつけたまま作業をして、フェンダーに色々ぶつけて歪ませたりしながらヘッド周辺をいじっていたら、途中でフェンダーがポトッと落ちてきました。

フェンダーのボルト穴周辺が割れてます。まあ、寿命だったと思って次回はフェンダー交換のネタにします。







オイル漏れのテスト

ガスケットが固まるまで1時間ぐらい待ち、エンジンを始動してオイル漏れを確認しましたが、オイル漏れは止まったようで、その後5分ほど周辺走ってみましたがオイル漏れはなさそうです。

タペット調整でキックの感触が変化

肝心のタペット調整の結果ですが、タペット音が小さくなっただけでなく、キックが重たくなり、圧縮高いな!と感心する最初の頃の感触に戻りました。エンジンのレスポンスも良くなった気がします。

もっと早くやればよかったと思う一方で、ヘッドお下すやり方だと液体ガスケット使わないとならないと思うと面倒です。もう少しパーツの精度が良ければ液体ガスケットなど必要ないし、気軽にできるのにと思います。


バイクブロス